クルーズ船沖縄寄港情報｜那覇若狭バース

天候：晴れ
船名：スーパースターアクエリアス
停泊場所：若狭バース
停泊期間：09月30日10:00～18:00
乗船人数：約1,460名
ツアー車両数：大型バス約16台
ツアー目的地：那覇首里コース
　　　　　　　南部コース
　　　　　　　中部コース
　　　　　　　北部コース
フリー客：約700名（推定）
前港：日本石垣／次港：台湾基隆
その他：なし

こんにちは！
先週火曜は台風16号の影響で那覇寄港が中止となったアクエリアス号。
今週はご覧のように晴れ渡り、2週間ぶりのお目見えです。
9月も終わりを迎え、暑さを感じさせない心地いい風が吹いてます。

朝、ターミナルに着くと、いつもより窮屈に並んでるツアーバスが目に入りました。

「あれ？今日は多いかな～」と思ってガイドさんに確認すると、16台だそうです。
夏休み以降ずっと11～12台だったので、今回はやはり増えていますね。
ところで、ツアーバスは16台なのに号車番号は21。これは一体なぜでしょう？

実は、縁起担ぎのためか「4」の付く号車番号は存在しません。
最終の号車番号から4、14、24……を引いた数字が実際の台数なのです。
しかし、この頃その計算が合いません。以前は結構一致していたのに……。
最近はいつも、最終号車番号が20番台です。

「そのほうが見栄えいいから」
とあるガイドさんはいってました。
どう見栄えがいいのか、何番が抜けているのか、真相はさっぱり分かりません。
私の中ではこれを「クルーズターミナル七不思議」の1つとしています^^。

さて、ターミナルビルに入ったら新しい宣伝幕が張られていました。

那覇市内観光周遊バス「ゆいゆい号」の新たな販促ツールです。
新都心、国際通り、首里城、識名園という4つのスポットへ行けることをアピールして、
「バス停まで歩いて5分」という特徴も目立つようにデザインされています。
この宣伝幕の製作にあたり、観光案内に携わる私たちにもヒアリングがありました。
その結果、人気スポットを分かりやすく掲げるデザインになったわけです。
特に「識名園」は担当スタッフさんの強い思いが込められています。

識名園に対する外国人観光客の認知度は、同じ世界遺産の首里城には及びません。
これまであまり交通の便が良くなかった（分かりにくかった）せいもあると思いますが、
ゆいゆい号の運行開始で身近になったため、PRにも力を入れているのですね。
その思いが通じたのか、最近は毎週数組のお客様が「識名園」に興味を持ちます。
もちろん今日もいましたよ。識名園の歴史を説明したら、行くことを決めてくれました。
ゆいゆい号のおかげで、識名園の人気も少しずつ上昇しそうですね！

今日はお客様とこんなやりとりがありました。
「今でもDFSではLouis Vuitton、Chanel、Gucci しか買えませんか？」
「そうですね。免税（Duty Free）商品は一切買えません」
「どうして？」
「クルーズ船専用の免税品受け取りサービスがなくなったので」
「いつ再開するの？」
「すみません、私たちにはわかりません」

みなさんご存知のとおり、DFSの免税商品は出国時に受け取ります。
しかし、船で来沖する旅行者は受け取りサービス（場所）がないのです。
去年は一時的に開設されたのですが、残念ながら今はもうありません。
では、Louis Vuitton、Chanel、Gucci はなぜ購入できるかというと、
これらのブランドはTギャラリア沖縄では免税になっていないからなんです。
免税されていない商品は、購入してその場で受け取ることができます。
DFSで販売されているモノすべてが免税商品というわけではないんですね。

免税といえば、台湾人は今、日本の消費税免税（Tax Free）に興味津々です。
台湾では連日「消費税免税」「円安」のニュースが流れ、日本旅行を勧めています。
10月1日から免税対象となる消耗品の取り扱いや手続き、税関検査について、
土産屋に勤めている観光案内ボランティアさんも慌てて情報収集しています。
この状況を見ると、クルーズ船が寄港する残り1ヶ月の間に、
お客様から消費税免税店や通関などに関する質問が増えそうです。
私も早めに勉強しておかないと^^。